経験知識ゼロからのキャリアスタート

 現在、ガス設備工事の受注をメインとした営業をしています。
前職は商社での営業です。同じ営業畑ですが、商社の営業では取り扱う商品がそのつど異なるため、コミュニケーション能力以外に自分の中に蓄積させるものがないと感じ転職を決めました。専門性に富んだ営業の仕事をしたいという想いを叶えられているのが現在の仕事であり、やりがいそのものです。

実は大学は文系で現在の仕事とは全く無縁な分野にいました。仕事ではガス管の設計図を読んだり描いたりが必要とされるのですが、全くのゼロからのスタート。そんな私でも、東京ガスの研修を受けることで、戸建住宅の図面をひけるくらいになれました。スキルアップしてく実感が得られるのも、当社営業の醍醐味です。

 

社員思いの制度が充実

 残業がそんなになく、ワークライフバランスをとって働けるのはありがたいですね。有給休暇も入社1年目から10日ほど取ることができます。使われなかった有給は繰越できない会社が多いと思いますが、当社には保存休暇制度があり、未消化の有休を忌引きや病気などの際に補填することができます。社員思いの制度ですよね。

 また、東京ガスでの研修が回数、期間ともに充実しており、私のようにガス工事について手も足もでないという状態で入社してもきちんと働くことができるようになります。私も入社した当初、1週間単位の研修を34回受けました。

 インフラ業であるため、景気の波に影響されることが少なく、仕事が途切れないということも精神的安定に繋がっています。営業であるかぎり目標達成の数字は常に意識するものですが、数字達成への切迫感から動くのではなく、チームで協力関係の元にそれぞれが自分の仕事をして目標を達成していこうという輪がある環境は働きやすいですね。

 

密な報連相でトラブルにもチーム一丸で即対応

 私の担当している仕事は受注してから最後の受け渡しまで約1年と、お客様とのお付き合いは長期にわたるため、信頼関係を重ねることが非常に大切です。信頼に直結するのはスピード感のある行動。お客様の疑問点に迅速に対応することを常に心がけています。

 部内で意識しているのは、上司への報連相は日ごろから綿密にすることです。工事のトラブルが起きた時にはチーム全体で即動けるように、報連相をいつも心にとめています。自分の状態を上司に知っておいてもらうことが大切ですね。報連相を密にすることで「今これくらい抱えてしまっていて、どうすればいいですか」と相談しやすい関係も築けていると思います。

ガス工事プロ集団に背中を押され、さらなる専門性を身につけていく

 商社という全く違う畑から来た私は、わからないことだらけのスタート。空白を埋めていくというキャリア形成でした。だからこそ、知識を得ながらひとつずつ仕事ができるようになっていくことに自身の成長を感じられていると思います。環境装備は専門的な資格を持ったプロフェッショナル集団のため、自分も少しでも皆さんに近づきたいと日々思わせてもらっています。成長の実感と、エキスパートたちからの刺激が仕事へのモチベーションになり、好循環を生み出してくれています。

 より高い専門性を得るために資格取得を会社も後押ししてくれます。今年は資格を取ってキャリアアップし、専門性の高い営業として誠実な仕事をしていきたいですね。